「氷点」「塩狩峠」など数多くの名作を残したクリスチャン作家として著名な三浦綾子さんの親しみやすい文学カレンダーが10月上旬から発売を開始した。カレンダーには三浦さんが書いた小説・エッセイなどの言葉とともに、写真家の松浦忠孝さんの美しく感動的な北海道の風景写真が入っている。
カレンダー「三浦綾子 言葉の花束12選」は、三浦さんの出身地・北海道旭川市にある三浦綾子記念文学館の協力のもと、三浦さんの夫・光世さんの監督で制作。12枚綴りのカレンダーが毎月、自然豊かな北海道の季節と、温かくもまた人生の真理をつく三浦さんの言葉を届けてくれる。
「建物は土台が大事だ。どんな立派な材料を使おうと、ていねいな細工をしょうと、土台だゆるんでいりゃ、その家はすぐぐらつく。風がふきゃ倒れる。・・・人間の生活も、真実という土台の上にたてなきゃなあ。」(カレンダー「三浦綾子 言葉の花束12選」7月より)
心に安らぎと励ましを与えてくれる三浦さんのカレンダーは、プレゼントにも喜ばれているという。A3サイズ(297mm×445mm)。税込1260円。部数限定。全国のキリスト教書店で予約可能。三浦綾子記念文学館(電話:0166・69・2626)で通信販売も行なっている。企画は株式会社アド・ビューロー岩泉企画室(電話:011・727・6001、担当:込堂)。