【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)はドイツ北部リューベックで開催した執行委員会で9月25日、後任の就任までサミュエル・コビア現総幹事との契約を延長する、と発表した。
後任総幹事は、来年8月26日から9月2日までジュネーブで開催される中央委員会で選ばれることになっている。
今年2月の中央委員会で、コビア氏が総幹事としての再任を求めないと発表したのを受け、後任選考委員会が組織されたが、加盟協会からの総幹事職務に関する質問への応答や、スタッフとの協議をこれまで行ってきたとされ、具体的な選考には入っていない。
「コビア氏が任期延長を受け入れてくれたので、新総幹事選考を十分に行える」とアルトマン・ウォルター中央委員会議長は語った。
総幹事職の内容が改めて10月に発表されることになっており、それを受けて具体的な選考に進むことになる。