愛らしい「たぬき絵」で知られる画家、堤けんじ氏の新作「教会めぐり紀行」シリーズが、10月1日から博多大丸長崎店の「たぬき絵教会めぐり紀行」展で披露される。長崎新聞が伝えた。
同シリーズは、堤氏が世界遺産登録で話題になっている長崎の教会群を題材に取り上げ、昨年12月から10カ月かけて教会約130カ所を訪問し描き上げた作品。
堤氏は作品を手掛ける際、教会周辺を観察して土地の雰囲気を掴むことに重点を置き、教会帰りの老夫婦がいれば「老たぬき」として描き入れるなど、風景と暮らしの中に溶け込んだ長崎教会群の特徴を表現している。
展示は10月14日まで。入場は一般500円、中学生以下無料。