ドライブをしていると、妻が賛美を口ずさむ。
「愛を与えること 罪を捨て去ること
そして感謝の心で 神の恵みを受け取ることを
繰り返しながら生きていこう~♪
与えることを喜び
捨て去ることで進み行き
謙遜にみ恵みを受け取ることが大切~♪」
賛美を隣で心地よく聞いていると・・・、歌っている最中にいきなり妻が!!!
「違 う ん だ っ て!!!」
大きな声で歌詞にツッコミを入れる。
(私)「いきなりどうした?」
(妻)「順番が違うんだよ! 愛は頑張って、頑張って絞り出すものではなく、愛されたら自然と湧き出るものなんだよ!」
(私)「(@_@;) まぁ、いきなりキレられても困るんだが・・・。確かに歌詞の初めに『愛を与えること』とあるね」
(妻)「しかも『謙遜にみ恵みを受け取る』? 愛を与えて与えて、それでも謙遜に恵みを受けるとはどういうこと! 愛を与えて、疲れても、小さく恵みを受けるってことかい!」
(私)「(・。・; まぁ、確かに聖書は謙遜に恵みを受けろとは言ってないね。むしろ、恵みは『謙遜に』ではなく『大胆に』受けるものかもね。愛とは、愛されたら自然と湧き出るもの。その通りだと思うよ・・・」
こんな会話のやりとりがドライブの中、続いていくのだが・・・。
「昔、人(私)を熱く語る人とバカにしていたけど、オメ~も熱く語るじゃねかよ~っ!!!」
<聖書のみことば>
「大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」(へブル4:16)
◇
箕輪勇気(みのわ・ゆうき)
1981年名古屋市生まれ。2002年受洗。05年から4年間、神学校(信徒向けコース)で学び、現在は社会人として働きながら妻と共に一般信徒として教会に仕える。2児の父。