イタリアで23日、25歳の男がカイーノ・カリトリ神父(68)を刺して殺害しようとしたが、警察に対して映画「ダ・ヴィンチ・コード」を見た後に、反キリスト教徒であると信じて行動したと供述していることがわかった。ロイター通信が24日伝えた。
地元メディアによれば、襲われたカリトリ神父は男から何度も首を刺されており、病院に運ばれて危険な状態にあるという。
一方、警察は男のポケットから「これはほんの始まりだ、666」と書かれたメモを発見。また男の部屋では、小説「ダ・ヴィンチ・コード」からのさまざまな引用を見つけたとしている。