東京都内の6教会の牧師が発起人となって99年に始まった「21世紀の日本伝道を担う青年の集い」が27日、東京都三鷹市の東京神学大で開催される。今年で第10回目を迎え、今年は特にグループ別で行う話し合いのテーマを増やし、多用なトークができるように設定されている。青年の集いの後には、同大の模擬授業も行われ、あまり接することのない神学生や教師たちとも触れ合うことができる機会となっている。
今年の主題は、「21世紀の伝道−青年の役割」。案内では、「一つ一つの教会にいる青年の数は少なくても、このように一つの所に集まって、礼拝を共にし、伝道・証しの使命について共に考え、語り合う集まりを経験することで、信仰生活の喜びと希望が大きくふくらみます」と互いに語り、共に考え合おうと呼びかけている。
青年の集いでは、開会礼拝「主がお入用なのです」(芳賀力牧師=同大教授)、テーマに分かれたグループ別の昼食と懇談のほか、献身の勧めとして、牧師2人による証が行われる。グループ別での懇談には、中学生・高校生用のグループも用意されている。
青年の集いの後に行われる模擬授業では、関川泰寛教授が教会史、歴史神学の分野について授業を行う。模擬授業の会費は無料で申し込みも不要。
青年の集いは、有志の青年らが中心となった準備委員会が主催しており、発起人には代表の内藤留幸氏(日本基督教団・高井戸教会)のほか、山北宣久氏(同・聖ヶ丘教会)、長山信夫氏(同・銀座教会)、倉橋康夫氏(同・富士見町教会)ら10人の牧師が名を連ねている。
青年の集いは、9月27日(土)午前11時から午後3時半まで、模擬授業は午後3時40分から同4時20分まで。会場は共に東京神学大(東京都三鷹市大沢3‐10‐30、アクセス詳細)。問い合わせは、同大(電話:0422・32・4185)まで。