【CJC=東京】ハワイ紙『ホノルル・アドバタイザー』によると、航空運賃高騰を理由に、米合同キリスト教会が2011年にホノルルで約3000人の参加者を集めて行なう予定の会議計画をキャンセルした。
「ちょうど1年前から約5割も旅費が上昇したことなど経済的な不安」から常議員会が9月3日決定した、と同派のサイトが伝えている。
ハワイ・コンベンションセンターのジョー・デイビス事業部長は、合同キリスト教会の役員に電話で再考を要請したと言う。訪問客の減少とホテルの客室占有率も低下しており、観光業関係者にとってはさらなる打撃となった。この所、原油価格の低下で、航空運賃の見直しも進むと見られるものの、長期的には原油価格の高止まりも予想されている所から、教会が再びハワイ開催に踏み切るか、は予断を許さない。