米国のバプテスト教会宣教師であるH・B・ベニンホフ博士が開いたキリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を前身とし、今年100周年を迎える早稲田奉仕園は来月10日、「早稲田奉仕園100周年&早稲田大学理工学部100周年記念 ジョイントプログラム」として、シンポジウム「山本忠興と早稲田大学・早稲田奉仕園〜戦前に早稲田国際学院を創り、大学の国際化を推進した人〜」を開催する。
今回のシンポジウムは、「奉仕園中興の祖」とも呼ばれる第二代理事長の山本忠興氏を取り上げ、同氏が早大を始めとする日本の大学国際化へ貢献してきた史実をテーマに、早大名誉教授の田島清灝氏らをパネリストに招いて行われる。また、山本氏の学術的業績やキリスト教との関わりなど、幅広い人物像にも触れる予定だという。
奉仕園スコットホールで、10日の15時から17時まで。入場無料。問い合わせは、早稲田奉仕園事務局(電話:03・3205・5406)まで。