「キリストを信じる」とはどういうことなのか。
キリストを信じるとは、キリストとなってこの世に来てくださった神を、自分の救い主として確信し、信頼し、その教えにより生きることです。知らないけれど「ただ信じよ」ということではありませんし、単に「本当だと思う」ということでもありません。
特に、神が滅びゆく人間(自分も含めて)を救うために御子キリストをこの世に遣わし、滅びの原因である罪を赦すわざ(十字架の死)を成し遂げたこと及びそのしるしとして復活したこと、その故にキリストが自分の救い主だと確信することです。それによって、自分の生きる理由と目的、力と希望を頂いて、そのキリストにしっかりとつながって生きることです。
キリストに信頼する者はキリストから離れていこうとはしません。キリストを土台とし、キリストを目指して、キリストに教えられて、キリストから力を与えられて生きるようになります。具体的には、1)「聖書」を読み、2)「祈り」によって神とつながりを持ち、3)適時適所でキリストのことを証言し、4)信仰を同じくする者と励まし合うことなどです。これを一言でいうと、キリストの神と共に生きることです。これをキリスト信仰といいます。
信仰とは、仰いで(強く敬って)信じる(任す)ことをいう熟語です。
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