Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 音楽

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」

2018年7月20日10時35分 執筆者 : 打木希瑶子
  • ツイート
印刷
関連タグ:ドニー・マクラーキン米国児童虐待
ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」+
「フェスティバル・オブ・プレイズ」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるフレッド・ハモンド(写真:Gospel Now 提供 / Paul Park 撮影)

米国の有名アーティスト、フレッド・ハモンドがエグゼクティブ・プロデューサー(最高責任者)となり、全米を巡る「フェスティバル・オブ・プレイズ」というツアーがある。このコンサートツアーが他と大きく違うのは、メインアーティストがすべて男性ということ。もともと、こういう趣旨のものではなかったらしいが、今年は「男性」をターゲットにして来場を呼び掛けようと、こういう企画になったらしい。

理由は男性の意識改革の必要性を感じたからだそうだ。フレッドいわく「自己中心的な男性の行動が、子ども虐待の問題に影響している」というのだ。私も年に一度、日本を訪問し「オレンジゴスペル」という子ども虐待防止の啓発活動を目的とした全国ツアーを行っている。そういう私も、子ども虐待に歯止めを掛けるには、男性の協力が絶対必要であると考えている一人だ。ちょうどオレンジゴスペルも、今年からより多くの男性に参加してもらえるような企画にしたいと宣言したところだったため、趣旨にとても共感するところがあり、取材させてもらった。私が取材した会場は、ニューヨーク・ブロンクスにある「Lehman Center for the Performing Arts」。ニューヨーク市立大学リーマン校の中にある音楽ホールだ。

ツアーには、ドニー・マクラーキン、ジェームス・フォーチュン、チャールズ・ジェンキンスがメインアーティストとして出演しているが、ニューヨークの会場には特別ゲストとして、アカペラグループの Take 6 も出演した。このツアーがユニークなのは、本格的なコンサートが行われる中、音楽と音楽の合間にちょっとした「スキット」(お芝居)があることだ。その中の1つをご紹介しよう。

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
アカペラグループ「Take 6」。1980年に結成され、メンバーの入れ替わりはあるものの人気は衰えず、今年発売のジャズアルバムはビルボードで1位を記録した。(写真:同上)

裁判所の風景。離婚した両親が裁判官の前にいる。裁判官は男性に「あなたが養育費を払わなければ、あなたの子どもをきちんと養育することができません。あなたが父親としての責任を果たさなければ、困るのは元奥さんではなく、あなたのお子さんなのですよ」と言い、養育費を毎月きちんと払うことを約束させる。そして次に女性に向かって「あなたは学歴がないから満足な収入を得られないと言い訳し続けることはできません。本当に学歴が必要だと思えば、学校に通えばよいのです。ニューヨークにはお金がなくて学校に行けない人々をサポートする制度があります。元ご主人ばかりを当てにしたり、言い訳ばかりしたりして母親の責任を果たさないという甘えは許されません。大人になりなさい」とたしなめる。

こういったちょっとしたスキットを、それぞれのアーティストのショーケースの間に入れるのだ。大人たちが子どもたちのために「何をしなくてはならないか」をセリフを通してしっかりと伝えながら、一流のゴスペル音楽でコンサートとして堪能してもらう。観客はコンサートを楽しみながら、社会問題について考える機会を与えられることになる。

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
チャールズ・ジェンキンスのエネルギッシュなステージに観客も大興奮!(写真:同上)

私が企画するオレンジゴスペルも、ゴスペル音楽とメッセージを織り込んだイベントである。オレンジゴスペルの場合は、このツアーのようにプロのプロモーターが仕切っているわけではないので、大掛かりなイベントはできない。それでも、オレンジゴスペルに協力したいと望む市民ボランティアや有志アーティストたちが、自分たちの時間を提供し、寄付を集めながら行っている。海外アーティストも出演する、手作りのツアーとしては信じられないほどの内容と規模である。米国のプロと日本の市民レベルのイベントという違いはあるものの、「子ども虐待」という重たい問題にゴスペル音楽で立ち向かおうとする点で類似した企画である。

日本は少子化問題が深刻な状況にある。まったく状況を理解していない、とんちんかんな代議士が「(女性は子どもを)産む機械」などとずいぶん前に発言し、タイム誌(約200カ国で読まれているトップ英文ニュース雑誌)などの海外メディアにも取り上げられ、大恥をかいたことがあった。あれから企業人も政治家も発言には気を付けるようにしているようだが、女性蔑視の発言は後を絶たないし、環境改善もなかなか進まない。女性は子どもを産みたくないということではない。産んでも育てられる環境が今の日本に整っていないから産めないのだ。

たとえ産んだとしても男性の協力が得られず、追い込まれた母親が子どもを虐待してしまうケースも後を絶たない。母親を社会が追い込んでしまっている。子ども虐待をつくっているのは母親ではなく、今の日本の社会なのだ。

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
フレッドと俳優たちによるスキット(写真:同上)

音楽の合間に行われるスキットには、フレッド自身も出演する。「男性は強そうに見せるけど、実は劣等感の塊だったりするんだよね」。フレッドが演じたのは、学歴もなく、太った体型で、自分に自信を持てない一人の男性だった。しかし彼が鼻歌を歌うと、そのあまりに美しい歌声に魅了され、周囲の人々が彼の見方を変える。そして彼は自信を取り戻すという話だった。

神様は、一人一人を違うものとして造り、違う才能を与えている。誰にも欠けているところがあり、完璧ではない。親だって子どもができたからといって、いきなり立派な親になれるわけではない。完璧な子育てなどないのだ。だからこそ、みんなで協力しないといけないのだというメッセージが、演じられたスキット一つ一つに込められていた。

ドニー・マクラーキンは歌の合間にこんなメッセージを男性たちに向けて発信した。

「男性の皆さん、あなたたちだって泣きたいときは泣けばいいのです。男性は涙を見せてはいけないなど、神様は言ってません。男だって泣きたいときはある。そんな時は格好つけなくていいんですよ。天に向かって大声で泣いて、神様に助けを求めたっていいんです!」

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
ドニー・マクラーキンがステージに登場すると女性ファンから「キャー!」という黄色い歓声が。フレッドが「色男はいいなあ」と言って、会場の笑いを誘った。(写真:同上)

今回の出演者の1人であるゴスペル歌手、ジェームス・フォーチュンは、2014年に実生活でドメスティックバイオレンス(DV)事件を起こしている。有名ゴスペル歌手の逮捕劇は、米国のメディアで大きく取り上げられた。彼がこのツアーに参加するには、かなりの勇気が必要だったはずだ。過ちは誰にでもある。問題は過ちを犯した後、どうするかである。1曲目「Favor of God」を歌い始めたとき、アップテンポの曲にもかかわらず立ち上がったのは男性1人だけ。冷たい空気が流れた。しかし、大ヒット曲「I Trust You」を熱唱したところで会場の空気が変わった。彼の「主よ!」と天に向かって泣き叫ぶ心の叫びが、観客に伝わったように思えた。

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
魂のこもった素晴らしいステージを披露したジェームス・フォーチュン。彼のやり直そうとする姿を見て勇気を与えられた人もいるかもしれない。(写真:同上)

フレッドは最後に会場の男性をステージ前に呼び寄せ、メッセージと祈りをささげた。観客の3分の1は男性だった。

「このツアーは男性の皆さんを勇気づけるものにしたかったのです。私自身も普通の男で父親です。時々ストレス解消にバイクに乗って走ります。山道はくねくねしていますから、それをバイクで走行するときはドキドキしますね。とてもスリリングです。人生はそれと同じようなものだと思うのです。曲がるときにちょっとでもバランスを崩せば大けがをする。スピードを落とし過ぎればバイクが倒れる。人生も本当に加減が難しい。男性はイライラすると力で何とかしようとする傾向があります。しかし、暴力では何も解決しない。暴力で人間関係は築けません。私たちに必要なのは『愛』なのです」

ターゲットは男性! 楽しくも考えさせる全米ツアー「フェスティバル・オブ・プレイズ」
コンサートの最後に、男性の観客をステージ前に呼び寄せるフレッド(写真:同上)

最後はフレッドのヒット曲「No Weapon」。観客が全員立ち上がり、共に合唱し幕を下ろした。「フェスティバル・オブ・プレイズ」は全米50カ所での公演を目指しているという。音楽を通して、DV撲滅や子ども虐待防止を伝えようとするコンサートツアー。1つでも多くの会場で開催できるように祈りたい。

私が企画するオレンジゴスペル全国ツアーも、今年は10月25日(木)に新潟からスタートし、11月11日(日)に神戸で行うフィナーレまで全国各地で開催される。現在、開催希望地を募集している。問い合わせは、オレンジゴスペル事務局([email protected])まで。

◇

打木希瑶子

打木希瑶子

(うちき・きょうこ)

米ニューヨーク在住。2023年に100年以上の歴史があるベテル・ゴスペル・アセンブリー教会で牧師按手を受け、24年から同教会内で日本人のためのオンライン教会「ジャパニーズ・ゴスペル・アッセンブリー」をスタート。毎週ユーチューブを通して日曜礼拝を配信をしている。ゴスペル音楽プロデューサーとしては、米国のスピリチュアル音楽レーベル「Pure Soul Music」の代表も務め、グラミー賞会員として10年以上にわたり、日本人アーティストのキリスト教音楽作品を出品している。全米最大級のゴスペルコンテスト「マクドナルド・ゴスペルフェスト」で唯一のアジア人審査員。日本の「オレンジゴスペル」の企画者であり、ゴスペル音楽を使って子ども虐待防止を呼び掛ける「オレンジリボン運動」の啓発にも協力している。コロナ禍を機に、ニューヨークのアライアンス大学(旧ナイアック大学)で学士号(心理学)取得。25年5月にはバージニア州のリバティー大学で修士号(キリスト教弁証学)取得予定。講演(オンライン可)・執筆・コンサルテーションなどの依頼、その他の問い合わせはこちら。

関連タグ:ドニー・マクラーキン米国児童虐待
  • ツイート

関連記事

  • ノンクリスチャンがゴスペルを歌う意味を再確認 ニューヨークの大舞台で初の日本語賛美も

  • 神を畏れぬ不届きな行為!? 悪名高きラッパー、スヌープ・ドッグが初のゴスペルアルバムをリリース

  • ゴスペル界の第一人者、亀渕友香さん「お別れの会」に500人 遺作「ハレルヤ」も披露

  • 子どもたちをどう守るか―児童福祉の現場から(1)数字で見る虐待の現状と現場の実情

  • 「あなたはひとりではない」と小坂忠さん 東京ホープチャペルの「チャリティーゴスペルコンサート」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.