「Oh Happy Day」などの名曲を手掛け、「現代ゴスペルの父」と呼ばれるエドウィン・ホーキンス氏らによるゴスペルコンサート「Music & Arts Japan 2008」が23日、東京・新宿のウェルシティ東京(東京厚生年金会館)で開催される。
このコンサートは、ホーキンス氏がゴスペル音楽の向上を目的に25年以上にわたって主宰してきた「Music & Arts Love Fellowship Conference」の一環として行われるもので、カルヴィン・ローン牧師やウォルター・ホーキンス氏、リチャード・スモールウッド氏、リネッテ・ホーキンス・スティーブンス氏など現代ゴスペル界の代表的なアーティストと50人以上のクワイアが出演し、本場のゴスペルを披露する。
1969年の「Oh Happy Day」の大ヒットの後、ホーキンス氏は世界中をツアーする中で、芸術としてのゴスペル・ミュージックに必要な情報が欠落していることに気付き、若いゴスペル・アーティスト達への学びの場として、1979年に「Edwin Hawkins Music & Arts Seminar」を開催。また、エドウィン氏の実弟であるウォルター・ホーキンス氏は、1988年から「Love Fellowship Conference」を開催していたが、「ゴスペル音楽を学ぶことは、ただ単に技術的な芸を磨くことだけでは十分ではなく、同時に、聖書や聖霊についてのスピリチュアルな学びも不可欠である」との結論に達し、1994年よりこの2つのカンファレンスが共同で開催されるようになり、現在の「Music & Arts Love Fellowship Conference」が誕生した。
コンサートのチケットは、前売り3000円(当日3500円)。全国のローソン(ローソンチケット・Lコード:78820、電話:0570・084・003)、プレイガイドで発売中。