【CJC】ローマ教皇フランシスコは、教皇庁広報省の長官に、ジャーナリストのパオロ・ルッフィーニ氏(61)を任命した。バチカン放送などが5日報じた。
ルッフィーニ氏は1956年、イタリア・シチリア州パレルモ生まれ。ジャーナリストとして、新聞・テレビ・ラジオの分野で40年近い経験がある。最近ではイタリアのカトリック司教協議会の放送網「TV2000」の放送総局長を務めていた。
バチカンの長官はこれまですべて司祭が務めており、一般信徒が長官となるのはルッフィーニ氏が初めて。
教皇庁広報省は、教皇フランシスコの2月27日付の教書により、6月23日、広報事務局が改組した。