松山福音センター(愛媛県松山市)の万代栄嗣牧師が先月28日から31日までの4日間、インド南部の町トリベロールで野外伝道集会を開催し、現地の住民ら延べ5万人以上に聖書の福音を伝えた。4日に都内で開かれた報告会で万代氏は、「(伝道集会を通して)本当に人の人生が変えられている」と語り、神の福音が人の人生そのものを変革させる力あるものであると強調した。
万代氏は毎年、現地の牧師たちの協力を得ながらインドの貧しい町々で野外伝道集会を開催している。最終日には約2万人の人々が会場に押し寄せ、万代氏の語る聖書の福音に耳を傾けた。
家族に抱きかかえられて集会に参加した足の不自由な少年は、万代氏が福音を語り、主イエス・キリストの御名によって祈ると、その足が癒やされて自分の足で歩くことができるようになった。また10年前、同じ町で開かれた万代氏の集会で失語障害が治り、それ以来症状が全く出なくなった青年が、そのお礼がしたいとわざわざ違う町から会場へ駆けつける出来事もあった。
集会前は聞こえなかった耳が突然聞こえるようになった、見えなかった目が見えるようになった、乳ガンの手術を前にして胸からそのしこりが突然なくなったなど、神の御業が連日次々と現されていった。
万代氏は報告会で、「イエスを信じる恵みを過小評価してはならない。信じて歩むならば、私たちの想像や理解をはるかに超える神の恵みが現される」と力強く証した。