キリスト教精神に基づいて世界的に活躍する国際NGO団体ワールド・ビジョン・ジャパン(東京都新宿区、榊原寛理事長)は22日、「アフリカを知ろう!」をテーマに、小学生と保護者を対象としたサマースクールを開催した。今年で3回目の開催となり、60人近くが参加した。
サマースクールでは、様々なかたちの写真をパズルのように組み合わせ、アフリカの様子を写した一つの写真を作り上げるというゲームやアフリカ音楽の演奏、世界的に大きな反響を呼んでいる体験企画「教科書にのっていないアフリカ」などが行われたほか、子どもたち自らがアフリカに住む様々な家族の状況を短い劇で演じる体験をした。
参加した子どもたちからは、両親をエイズで亡くしたベアトリスちゃんについて「教科書にのっていないアフリカ」で体験できたことが最も心に残ったという感想や、アフリカには学校に行けない子どもがいることを初めて知ったという声が聞こえた。また、保護者からも「今まで知らなかったアフリカをたくさん知る事が出来ました」などの感想が寄せられた。