「第40回日本伝道の幻を語る会」(日本キリスト伝道会=原登会長主催)が25日、千葉県の山崎製パン企業年金基金会館で始まった。午後2時からの開会式で原会長(87)は、大会の主題聖句「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15)を引用し、「ここに聖霊の迫りがある」と全会衆に力強く罪の悔い改めを迫った。会場には、「説教塾」を主宰する加藤常昭牧師や日本福音同盟(JEA)理事長の中島秀一牧師の姿もあった。
主催する日本キリスト伝道会は1963年の発足以来、日本宣教の底上げを目指して全国の教会強化のために尽力してきた。同会の発足、発展に貢献した幾人かの伝道者の働きを紹介しながら原会長は、「やはり、神の御わざとしみじみ思わざるを得ない」「神は生きておられる」とこれまでの45年間の歩みを振り返った。
原会長は、同大会の主題聖句で自身の献身のきっかけともなったマルコによる福音書1章15節を繰り返し読み上げながら、「本当の意味での悔い改めがなければならない」「神の御言葉を単純率直に信じることが、神のわざが進む秘訣」と訴えた。
大会は27日まで三日間の日程で行われる。26日午後7時からは一般公開(入場無料)の特別集会が開かれ、JEA理事長の中島牧師がメッセージ、同会名誉会長の鈴木留蔵氏が信仰の証を語る。