【CJC】ローマ教皇フランシスコは15日、チリとペルーの南米2カ国の司牧訪問のため、ローマのフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を出発した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、登位後22回目となるこの海外司牧訪問(イタリアを除く)で、15日から18日までチリ(サンティアゴ、テムコ、イキケ)を、18日から21日までペルー(リマ、プエルト・マルドナド、トルヒーリョ)を訪問し、22日に帰国する。
教皇のチリ訪問は、先々代のヨハネ・パウロ2世による1987年の訪問に次いで2回目。ペルー訪問は、ヨハネ・パウロ2世の1985年、88年に続いて3回目。
バチカン(ローマ教皇庁)では、2019年10月に「アマゾン周辺地域のための特別シノドス(世界代表司教会議)」が開催されることから、今回の訪問はそのための準備としての性格も帯びているという。