【ジュネーブ=ENI・CJC】ルーテル世界連盟のイシュマエル・ノコ総幹事は、ジンバブエの現状を「すべてのアフリカ人に対する道徳的な挑戦」として、同国での人命安全の推進へさらに積極的な役割を果たすよう、各国指導者に要請した。
ジンバブエ出身の神学者であるノコ氏はアフリカ連合、南アフリカ開発共同体、南ア政府などの指導者に宛てた書簡で、「ジンバブエに本格的な民主主義を回復するのを助け、人々がこれ以上の苦難を受けることのないよう」努力を強めるよう訴えている。
南アのターボ・ムベキ大統領宛の書簡で、ノコ氏は、ジンバブエで仲介の労をとる場合には、それが指導者の願いに沿うのではなく、人々の福祉に貢献するものでなければならない、と述べている。