世界的に知られるヒルソング教会が主催する毎年恒例の巨大イベント「ヒルソング・カンファレンス」が7日から始まった。今年で開催22回目を向かえ、オーストラリア最大規模の集会として参加者は2万4000人。国際色豊かな集会として今年は、昨年より2カ国増加の70カ国から参加があった。
今年のカンファレンスでは昨年同様に、聖書が語る「社会正義」に焦点が当てられている。同教会主任牧師のブライアン・ヒューストン氏は、「正義」と「責任」という言葉が、今回のカンファレンスが伝えるメッセージの鍵だとと語る。
初日夜に行われたオープニング・セッションでは、南米ペルーの首都リマで25年間宣教師として活動したロバート・バリッガー氏がメッセージ。「重要なのは、我々が教会であり、教会が地の塩であり、我々が世界を良く変えることを出来るということだ。我々が教会であるということだけでそうなのだ」と、「地の塩」としてのクリスチャンの重要性を語った。
クリスチャン・ミュージシャンの訓練と教育などを目的に始まった同大会は、超教派の集会として、今年も実に21教派から参加があった。カンファレンスは11日まで続く。