第90回全国高校野球選手権記念大会の西東京・地方大会で、国際基督教大学(ICU)高校は6日行われた都八王子桑志戦において、1978年の創部以来初めてとなる夏の大会での勝利を収めた。夏の大会は実に30連敗中であったが、創部31年目で念願の勝利を手にした。
試合は7点リードで迎えたが、4回表に9点の失点を出し逆転される。5回に2点を返し同点迎えた8回、打線が奮闘して再逆転。7点を入れて18対11のコールドで勝利した。
同校野球部出身で監督就任22年目の高柳監督は、現役時代からの悲願を達成して、「やっと勝てました」と満面の笑みを浮かべた。