【アルーシャ(タンザニア)=ENI・CJC】ルーテル世界連盟(LWF、信徒総数6800万人)総幹事のイシュマエル・ノコ氏は、アルーシャで6月25〜30日に開かれたLWF常議員会の席上、2010年10月末に引退すると発表した。
「LWFがアフリカで会合している時、それも南半球から選出された最初の議長であるジョシア・キビラ総幹事の出身地であるタンザニアで常議員会が開催されている時にこの発表を行うことは名誉と特権だ」と言う。
ノコ氏は、ジンバブエ福音ルーテル教会牧師。1994年にLWF総幹事に選出、2004年に再選された。引退する2010年10月31日は、ドイツの神学者マルチン・ルターが1517年にウィッテンブルグ城の教会の扉に95箇条の提題を貼り付けた記念日。