7日から始まる北海道洞爺湖サミットを前に、23の国と地域から約300人の宗教指導者らが集まり、環境や平和などの問題について議論する「平和のために提言する世界宗教者会議」が2日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開幕した。共同通信が伝えた。
同会議は3日までの2日間行われ、「共有される安全保障」を総合テーマに、キリスト教を始め、ユダヤ教、イスラム教、仏教などの指導者らが宗教の違いを超えて議論する。
会議の結果は提言書としてまとめ、7日から開催される洞爺湖サミットの議論に反映させるため、福田首相に提出する予定。