アジア20カ国におけるリーダー養成と教会増殖に取り組む宣教団体アジアン・アクセスの新総裁に、ジョセフ・W・ハンドレー氏が選出され、第4代総裁に就任した。
同団体の前総裁であるダグラス・バーゼル氏はこれまでローザンヌ世界宣教委員会の国際委員長を兼務してきたが、2010年に開かれる第3回ローザンヌ世界宣教会議に向けて昨年9月で総裁を退任。その後は、ブルース・ジョンソン氏が暫定総裁に就任したが、このほど米国理事会が正式にハンドレー氏を新総裁として任命した。
ハンドレー氏は新総裁就任の挨拶で、使徒パウロの言葉「このように、私は、他人の土台の上に建てないように、キリストの御名がまだ語られていない所に福音を宣べ伝えることを切に求めたのです」(ローマ15:20)を引用。アジアにおいて未だに福音を知らない人々へ福音を伝えるうえで、特別な使命がアジアの諸教会にあるとし、アジア宣教に主に多く同団体の新総裁としての意気込みを語った。
アズサパシフィック大学ワールドミッションオフィス創設ディレクター(1989〜1998年)、カルフォルニア州ロングヒルズ・カベナント教会宣教担当牧師(1998〜2008年)を経て現職。