全国800以上のキリスト教主義幼稚園・保育園などが加盟する社団法人キリスト教保育連盟は今年、社団設立40周年を迎え、記念の夏期講習会を7月29日から31日まで、名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区名駅1‐1‐4)で開催する。
主題は、「いのち・生きる・平和」。阿久戸光晴氏(聖学院大学学長)と遺伝子学者の中村桂子氏(JT生命誌研究館館長)が講演するほか、4つのコースに分かれての分科会も行われる。
日本におけるキリスト教保育は、米国やカナダ、ドイツなどから来日した婦人宣教師らによって約120年前から始められた。その後、保育の向上のために組織化が進み、1968年に現在の同連盟が設立。同連盟は現在、キリスト教保育関係者の資質向上や幼児教育の振興を目的として、幼児教育の調査研究や保育関係者の教育、研究会・講演会の開催などを行っている。
夏期講習会は毎年開催されており、今年で79回目を数える。今年の分科会は、「今保育にもとめられていること 」「みんなで生きるためには」「子どもの生きる力(仮題)」「子どものこころ 詩のこころ」の4テーマ。
問い合わせは、同連盟(電話:03・3204・3286、FAX:03・3204・3289)まで。