「わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。・・・わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです」(ヨハネ15:1~5)
私たちは、周りの環境の良し悪しで喜んだり落ち込んだりします。状況は、それぞれの捉え方で意味が変わってきます。今置かれている状況をどう感じるか、その捉え方は、私たちの信仰に影響されているのです。ですから、どんな心構えで生きるかによって、私たちの置かれた環境の意味も変わってきます。寒さの時も喜びながら前進してまいりましょう。
私たちの教会は今年のテーマに" Divine Connection!(神とのつながり)"を掲げています。神とつながると、私たちがどのような状況に置かれても、必ず守られ祝福されますから、この恵みを祈りの中で獲得しましょう! 私たちの日々が、命の与え主(ぬし)である神の恵みにつながるものであることを明確にしてまいりましょう。
1. 神の恵みにつながる
あなたの人生が神の命につながっているかどうかを確認してください。神とつながっていないと、幹から切り離された枝と同じで、どんなに立派に見えていても、命の流れが既に絶たれている、もう先がないということを知ってほしいのです。
今の世の中は知識が溢れかえり、本当に何が正解か分かりにくくなっています。世の中の知識に頼るなら、絶対に正解は出ません。けれど私たちには、神の命の言葉が与えられています。
「わたしが道であり、真理であり命である」とイエスは言われ、「わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きる」とまでイエスが約束された通り、私たちには永遠の命が与えられているのです。
「神につながる」、それが幸せになるための秘訣です。21世紀、どんなに世の中が変化しようと、本当に幸せになるために必要なのは「神とのつながり」です。イエスの言葉に従うことで、世の中のノウハウとは違う幸せが与えられるのです。
2. イエス・キリストにつながる
つながるときには、どこにつながっているかが重要です。この世のことや悪魔とつながっていたのでは大変です。イエスとのつながりを与えられるようにしましょう。
なぜイエスとつながることが大切なのでしょうか。ヨハネの福音書が語るイエスは、私たちの罪をきよめ贖(あがな)う、神の小羊、いけにえとなってくださったお方、すなわち私たちの罪、悪の性質を身代わりに受け止めてくださり、私たちのために十字架で死んでくださったお方ですから。
このイエス・キリストと結び付くときに、私たちの罪、汚れがきよめられ、心に神の元からの命がスーッと流れ込んでくるのです。
悪魔にすり寄るようなうそや言い訳が上手くなる生き方ではなく、イエスを心に迎え入れてイエスに問い掛ける姿勢を身に付けたいと思います。もっともらしい悪魔の惑わしや困難の中で、もう諦めようとするとき、微妙な判断を迫られるとき、「イエス様がここにおられたら、何と言われるだろうか? どうされるだろうか?」と、考えてみてください。
イエスは究極の答えを下さっています。「あなたの敵を愛しなさい」、すなわち敵であっても愛し、祈ってあげなさいと言われたのです。今週も神とのつながりを意識しながら、イエス・キリストと共に行動してまいりましょう。
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