脳性マヒの画家、浅井力也さん(マキキ聖城キリスト教会アート宣教師)の絵画展が5日、千葉県八街市で始まった。7日まで。
1984年生まれの浅井さんは、出生時のアクシデントで脳障害になるも、治療のために渡ったハワイで絵の才能を開花させ、91年にはハワイ美術院展に入選。その後も数々の受賞を重ね、日本では東京、横浜、京都などすでに全国各地で個展を開催している。浅井さんの作品は、小学校の教科書の表紙や中学校の英語の教科書にカラー写真などで採用されている。
浅井さんには、絵画展を通して特に日本の若者たちに夢と希望、そして神様の愛を知って欲しいという願いがある。そんな浅井さんの作品には、浅井さんが神様から、また母・三和子さんから受けた愛への感謝が、鮮烈に、のびのびとした表現で表されている。
入場無料。会場は、千葉県八街市八街に49-76のリサイクルデパート「ボーンアゲイン」2階。5日午後6時からは、浅井力也さんのテーマソングを担当した音楽家、上原令子さんのトークライブが行われる。
6日午前11時からは浅井さんの母・三和子さんの講演会、同午後6時半からは浅井さんの所属するマキキ聖城キリスト教会の黒田朔牧師の講演と賛美ライブ、7日午後2時半からは三和子さんの「子育て」講演会、同6時からはブラジルゴスペルライブが行われるなど多彩な企画が予定されている。イベントに関する問い合わせは、電話:090・8340・8068まで。