【CJC=東京】英国西部ストラトフォードアポンエイボンの聖トリニティー教会には劇作家ウィリアム・シェークスピアの墓碑がある。シェークスピアはこの教会で1564年4月26日に洗礼を受け、1616年4月25日に埋葬されたと伝えられている。
墓碑にシェイクスピア自身の作とされる、「わが骨を動かす者に呪いあれ」との警告文が刻まれている。「シェークスピアゆかりの地」を巡る英国内ツアーの目的の一つにもなっているが、老朽化が進んでいるため、改修工事が行われることになった。
AFP通信によると、関係者は「呪い」がかからないよう、シェークスピアの遺体を移動させずに改修工事を進める予定だという。「呪い」の警告について関係者は、「われわれが改修工事で墓碑を壊すことはないし、墓所の下部にも降りることもない」として、呪いがかかることはないはずだと主張している。