トレイ・ヒルマン
母と祖母たちを尊敬しています。クリスチャンとして敬虔に歩む人たちで、数々の闘いの中、神様とともに勝ち抜いてきた3人です。
共通点は、料理がうまい!ということです。母は、まず野菜、そして肉や魚というようにバランスのよい料理で、家族みんなを養ってくれています。愛媛の祖母は、庭でとれた新鮮な野菜のサラダを、愛媛に戻るたびに食べさせてくれます。上の階に住んでいる外祖母は、ショウガをつかった味付けが最高の人です。
この3人から、おいしい料理をいただいて育ったので、おかげさまで、あまり好き嫌いはなく(※特に苦手な鰻[うなぎ]、穴子を除き)生かされています。
食事も生活スタイルも「バランス」が大事と、よく言われていますね。何事も、バランスよくやるのが最適と聞きます。私たちの必読書、聖書もバランスよく読むのが大事ですね。
2003年から5年間、プロ野球球団北海道日本ハムファイターズの監督を務め、06年にはチームを日本一へと導いたトレイ・ヒルマンさん。彼はこう語っています。「旧約聖書、新約聖書をバランスよく読むこと、そうすることで、自分の魂を落ち着かせています」(『100人の聖書』39ページ参照)
まさしく、聖書もバランスよく読むことが大切なんですね! お肉ばっかり食べていては大変なことになってしまいますし、野菜だけでは、力が出ないのではないでしょうか? おいしくいただくためには、肉も野菜もバランスよく食べるのが一番いいのではないでしょうか。
聖書も、旧約聖書と新約聖書をバランスよく読んで、初めて、おいしく読めるのではないでしょうか?
「私は、箴言だけ!」とか、「新約聖書だけで十分です!」とか言っていると、バランス不足になってしまいますね。新約聖書を1章読んでいるなら、旧約聖書も1章読む・・・。このように、バランスよく読んでいくなら、聖書がもっと分かりやすく、もっと自分の人生に生かせるようになると思います。
さあ今日から、バランスよく、聖書を読んでいきませんか?
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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