創世記によれば、千年近く長生きした人々がいる。とても本当のことと思われない。どう説明するのか。
問題を解く鍵は、ノアの洪水にあります。図解しますと、
人間の体は約60兆個もの細胞から成り立っていますが、細胞は絶えず新陳代謝をしています。宇宙線は人間の細胞を傷つけるので、宇宙線が多くなれば当然、新陳代謝に悪影響を与え、それが積もって、死に至る確率が高まります。総体的に寿命は短くなるわけです。
近年警鐘されたフロンガスは、使用後に空中に排出されるなら、上空に昇り、極地上空に滞留し、それが空中のオゾン層を破壊し、そのために宇宙線がより多く地上に注がれる恐れにつながるわけです。そうなると、皮膚細胞を直撃して皮膚がんが増えることを社会全体が心配しているところです。
逆に考えると、洪水前は厚い水気で守られていたので、寿命が長くて不思議でないわけです。神は当時の人間のありさまを見て寿命を短くしようとして、そのために洪水を起こされた、ということです。全く、合理的な話です。「人の齢(よわい)は120年にしよう」と言われました。
それから6千年、あるいはもっとたった現代でも、最高齢者は120歳くらいであって、聖書の言う通りになっています。これは驚くべきことです。
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