2014年以来、「聖書コレクション」シリーズとして、「バイブルハンター」や「最後の晩餐~裏切り者は誰だ~」など、聖書を題材にしたボードゲームやカードゲーム計6作をリリースしてきたキリスト新聞社(東京都新宿区)は、10月30日の宗教改革記念日に、「宗教改革500周年ゲームコンテスト」を行うと発表した。
マルティン・ルターが95カ条の論題を、ヴィッテンベルクの城教会(ドイツ)の扉に提示した1517年10月31日が宗教改革の始まりとされ、それから500年目を迎える来年2017年は、キリスト教会における大きな節目となる。このことを記念して、「聖書コレクション」シリーズに新たに宗教改革をテーマにしたアナログゲームを加えようと、広く作品を一般に公募し、17年の発売を目指すという。
募集する作品は、宗教改革をモチーフにしたボードゲームかカードゲームで、宗教改革のみでなく、その周辺(例:教皇レオ10世による免罪符発行や騎士戦争、ドイツ農民戦争、シュマルカルデン戦争など)をモチーフにしても良い。プロ・アマチュア、個人・サークル・法人に関係なく応募することができるが、未発表のものに限る。商品化の際の販売価格の上限は5千円を想定しており、それを超える価格になるようなコンポーネントは選考上不利になるという。
応募は、▽プレイに必要なコンポーネント一式、▽ルールブック、▽応募用紙を、株式会社キリスト新聞社聖書コレクション「宗教改革500周年ゲームコンテスト」(〒162−0814 東京都新宿区新小川町9-1)まで。発送は、郵便や宅配便などの元払いで。また、ゲームマーケット2016秋(東京ビッグサイト)、2017神戸(神戸国際展示場)の聖書コレクションブースに持ち込むことも可能。締め切りは、17年3月13日(月)必着。結果発表は、17年5月14日(日)を予定しており、優秀作1点が商品化され、17年10月31日(火)の宗教改革500周年記念日に発売される予定だ。商品化された優秀作には、規定の印税が支払われる。
「宗教改革500周年ゲームコンテスト」の詳細・問い合わせは、「聖書コレクション」の公式サイトまで。