前日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(45)がこのほど、自伝「ターニングポイント トレイ・ヒルマンが強い理由」(新生宣教団)を出版した。メジャーリーガーを断念した選手時代の苦い経験。日本ハム監督として成し遂げた球団初のリーグ2年連続制覇。苦難のときも勝利のときも、ヒルマン監督の半生を支え続けた「信念」がつづられている。
金村選手や新庄元選手、ダルビッシュ選手との知られざるエピソードのほか、日本を離れるに至った自身の心の動きなどをありのままに書き下ろした。
「私が選手全員に感じとってもらいたかったメッセージがある。それは、一人ひとりが必要とされており、気に留められており、そこにいてもらいたいと思われていること」「仕事で成功しても、それを共に喜び味わう家族関係がなければ、何の意味があるだろう」と野球の枠を超えた「ヒルマン流」の人生の生き方を、飾りのない自身の言葉でつづっている。
B6版、104ページで500円。詳しくは、新生宣教団ホームページ(http://www.nlljapan.com)で。