トーマス・カーライル
19世紀に歴史家、哲学者としてイギリスで活躍したトーマス・カーライル(1795~1881)。多くの著作があり、またエディンバラ大学の学長も務めた人物です。
私は、田舎に行くのが好きです。田舎に行って山や海などの自然を見ているとゆっくりでき、その静かさの中でリフレッシュされます。
昨年宮崎に一人旅に出掛けてきました。いろいろなところに足を延ばしましたが、一番記憶に残っているのが高鍋町でした。
かの石井十次の出生の地である高鍋を訪れ、そこの海辺で1人静まってリラックスし、神様が造られた自然を眺め、海の波の音を聞く素晴らしい時間でした。
同じく、聖書を開いて読むことによっても、私たちは静かさの中で、神様の素晴らしさを見つめることができる・・・と言われています。
そう語ったのが、カーライルです。彼はこう言っています。
「だれでも聖書を読むなら、神が窓を開いてくださったかのように、永遠という静けさを目にすることができ、それを垣間見ることで、久しく忘れていた故郷をかなたにのぞむことができる」(『100人の聖書』25ページ参照)
ひとたび落ち着いて、お昼休みのひとときに、また家事の合間に、就寝前のちょっとした時間にも、聖書を開いてみませんか?
なかなかとれない、リフレッシュ、リラックス、また神様の素晴らしさを見つめ、神様の素晴らしさにふけるひとときが持てるかもしれませんね。
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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』
本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)
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