北海道岩見沢市の住宅で50代の男性の遺体が見つかり、この家に住む無職・高橋哲(とおる)容疑者(60)=同市栗沢町美流渡(みると)東栄町=が24日、死体遺棄容疑で逮捕された。高橋容疑者は23日、函館市内の警察署に自首。遺体の男性とは「もめていた」と話しており、殺害もほのめかしている。警察は殺人事件として捜査している。読売新聞などが伝えた。
同紙によると、高橋容疑者は23日、岩見沢市栗沢町の自宅の居間に、男性の遺体を遺棄した疑いが持たれている。同日午後6時半ごろ、北海道警函館西署に自首。警察が高橋容疑者の話に基づいて調べたところ、高橋容疑者の自宅の居間で頭から血を流して、うつぶせの状態で倒れている男性の遺体を発見した。
NHKによると、高橋容疑者は自首してきた際、「男性ともめていた。逃げ切れないと思って自首した」と話していたという。遺体は死後、日数がそれほどたっていないとみられている。
朝日新聞によると、遺体は岩見沢市内に住む高橋容疑者の知人男性(55)とみられている。NHKによると、この男性は高橋容疑者の自宅の近くに住んでいるという。高橋容疑者は「間違いありません」と話し、死体遺棄については容疑を認めており、警察は殺人容疑でも調べている。