前回まで、整理・整頓について6回にわたって触れてきました。もうしばらくこのシリーズを続けたいと思います。
処分に期限を定めることで、処分する踏ん切りをつけやすくなります。
1. パソコン・スマホの中の整理・整頓
不要になったメールはすぐに削除する。後生大事にメールを保管しておくと、フラッグをつけていたとしても、「あのメールどこに行ったっけ?」と、重要なメールを捜すのに一苦労することになります。
不要になったデータも、削除することでパソコンの中がすっきりするし、重要なデータをすぐに引っ張り出すことができます。
スマホのアプリは、1年間使わなければ、その後もまず使うことはありません。
iPhoneを初めて手にした頃、次から次に、片っ端からいろいろなアプリをダウンロードしました。その95パーセントは全く使わなかったか、1、2度使った切りのものばかりです。半年使わなかったアプリは、スパッと削除してもよいはずです。
2. 名刺の整理・整頓
人から頂いた名刺は、捨てることに抵抗があるものです。
名刺のファイルを開いて、「こんなに人脈が増えた!」とうれしくなるものですし、なぜか捨てにくい物の1つではないかと思います。
1年間使わなかった名刺は、処分しても問題ないと思います。名刺コレクターならまだしも、1年間付き合いがなかったなら、その後の付き合いもまずないと思って間違いありません。
仮に、先方の連絡先が必要になっても、他の誰かに聞いたり、ネットで会社を検索したりするなどして、何とか連絡をつけられるものです。
片付けに聖域を作らないようにしたいものです。
3. 本の整理・整頓
本は大切に保管する物の1つではないでしょうか。「いつか読み返すかもしれない!?」と考えて、手放すことは難しいです。
安い買い物ではありませんし、もったいない意識が働きますが、せいぜい2~3年読まなかったならば、置いておいてもその後読むことはまずありません。
仮に、10年たってから読みたくなったとしても、10年ひと昔です。すでに古い情報になっていて、今の時代に求められる情報ではないものです。
もちろん、聖書、注解書、辞書、神学書など、普遍的な内容で、かつ一生使い続けるような書籍は全く別扱いです。
5年も読まなかった本は、
① 必要だと思える人にあげる
② 古本屋に売る
③ 処分する
などしてください。
繰り返しますが、私自身が整理・整頓の達人とか、断捨離の名人とかいうことは全くありません。少しずつ実践しているところです。この爽快感を共に味わいたいから書いているのです。
素敵な一日でありますように。
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