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そうじ力

そうじ力(6)必要な物を必要なだけ持つ 菅野直基

2016年7月6日20時24分 コラムニスト : 菅野直基
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私は、必要な時に必要な物が出てこないことが嫌なので、必要以上に物を持つことがあります。ボールペン、ホチキス、ハサミ、セロハンテープ、画びょう、クリップ、メモ帳、電池など、幾つも持っています。

どこに居てもそれらがすぐに使えるようになっています。これは、整理・整頓が行き届いていないために、心が不安になるからそのようにしてしまうのです。

整理とは、「必要な物と不必要な物を区別して、不必要なものを捨てること」です。整頓とは、「必要な物が、必要な時に、必要なだけ取り出せるように整列させる」ことです。

ボールペンも、ホチキスも、ハサミも、セロハンテープも、画びょうも、クリップも、メモ帳も、電池も、決められた場所に置いて、使ったら元の場所に戻すなら、必要以上に持つ必要はありません。

大切なことは、私だけが置いてある場所を把握しているのではなく、わが家であれば、妻も、子どもたちも、みんなが「これはここにある」と分かっていることです。

必要な物を必要な量だけ置いてあるなら、何も不自由することはありません。必要な物でも必要以上にたくさん持つと、どんな問題が起こるでしょうか。無駄なスペースを占有することになります。

食べ物、薬、飲み物などは、賞味期限を過ぎて捨てなければいけなくなる可能性があります。電池、ボールペン、ボンドなどは、劣化して使えなくなったりして、無駄にしてしまうことがあります。

部屋が汚くなってしまうのは、必要な物を必要以上に買ってしまうことが一つの原因です。「暇な人」と「忙しい人」と「節約家」は要注意です。

① 暇な人は、スーパーを隅から隅まで行き巡り、あれもこれも、ついでに買ってしまいます。

② 忙しい人は、普段忙しいので、必要な物を使い切ってしまってからでは買いに行く暇がないと考え、不安になって、つい1個でいいのに、2個、3個と買ってしまうのです。

③ 節約家は、少しでも安く買うことに心を配っています。一つでいいのに、スーパーでまとめ買いすると、1個当たりの値段が安くなるように売られていることがあります。これは落とし穴です。必要なのが1個なら、1個だけ買えばいいのです。

ある日、教会で使っている蛍光灯の2つが切れてしまいました。私は、1個当たりの値段が半値くらいの10本セットを買ってしまいました。あれから1年が経過しましたが、まだ8本残っています。

必要な物を必要なだけ持つということは、案外難しいことなのかもしれません。しかし、整理整頓の前に、必要以上に物を買ったり、ため込んだりしないようにしたいものです。

暇な人は、考える時間があるので、本当に必要なのかどうかを吟味してください。忙しい人は、時間を作る名人です。必要になってから買いに行ったとしても遅くはありません。

節約家は、多く買い過ぎて、どこにしまったか分からなくなって使わずじまいになったり、劣化したり、賞味期限を過ぎてしまったら、節約どころか浪費になってしまいます。

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◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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