女性タレントの葵つかささん(25)のツイッターに対し、「襲いにいってやる」などと脅迫するメッセージを送ったとして、パート従業員の才田美行容疑者(49)=岡山県新見市=が、脅迫容疑で逮捕された。NHKなどが8日伝えた。
NHKなどによると、才田容疑者は、東京都小金井市で先月、音楽活動をする大学生の冨田真由さん(20)がファンの男に刺され重体となった事件を引き合いに出し、「小金井のにのまえに、なりたいか?」「全国ツアー何処かで何かあるかも。気を付けろ。おまえのこと、襲いにいってやる」などとツイッターに書き込み、葵さんを脅迫した疑いが持たれている。
才田容疑者による脅迫の書き込みは、先月から今月にかけてあり、FNNによると、葵さん本人が6月1日に警察に被害届を出した。葵さんは、アイドルグループ「恵比寿マスカッツ」のメンバーで、恵比寿マスカッツは5日から全国ツアーを開始。同日開催されたツアー初日の札幌コンサートでは、警察が警備に当たるなどしたという。
才田容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めている。葵さんはNHKの取材に対し、「最初は『バカ』とか『死ね』という書き込みでしたが、無視を続けるとエスカレートしていきました。ネットの相手なので顔も分からず、握手会などに来ていたらどうしようかと思い、とても怖かったです」などと話している。
東京スポーツ紙によると、葵さんはの所属事務所は、「軽はずみの気持ちで発言したのか、本気で発言していたのかは分かりませんが、事務所としては、〝吐いたツバは飲み込ませない〟スタンスで、きっちりと最後まで自分の発言の責任を取ってもらうつもりです」とし、厳しい対応を取ることを表明。才田容疑者はこれを受け、謝罪するコメントをツイッター上に投稿していたという。