元神経外科医のベン・カーソン氏や家族研究評議会(FRC)のトニー・パーキンス氏らを含む500人もの福音派、および社会的に保守的な指導者たちが21日、米ニューヨーク市でドナルド・トランプ氏との会談を持つ。トランプ氏が米国に何をもたらすことができるかを確認するためだ。
パーキンス氏は、「われわれの目標は、ドナルド・トランプ氏が米国にどう貢献できるかをよく理解できるような会話を持つことです」と語る。パーキンス氏は、「私は、この国の変革を助けられる候補者を積極的に支援したいのです。トランプ氏を支持するとはまだ言えません。支えになることができればとは思いますが。でも、現時点ではそのようにはっきりと言えないというのが本音です」と、フォックスニュースのリポーター、トッド・スターンス氏に語った。
パーキンス氏は、「保守的な指導者たちにとって、この選挙で誰に投票するかを決断する助けになるような会話を持てるよう願っています」と語った。
南部バプテスト連盟会長のロニー・フロイド氏は、クリスチャンにとってこの会合が、トランプ氏と思いを分かち合う助けになるだろうと語った。
「私たちの誰も、トランプ氏を支持しないし、トランプ氏を非難することもしません」とフロイド氏。「これは次の最高裁裁判官を任命することにつながることです。これは、ゆりかごから墓場までの、人間の生命の尊厳に、また、宗教の自由に関わることです。私は自宅でただ座っていないで、何かを表明したいのです。私には、このことについて神様に説明する責任がありますし、仲間の米国人に対しても説明する責任があると考えています」