3月7日、生駒聖書学院(奈良県生駒市、榮義之学院長)で卒業式が行われ、先輩牧師たちの力強いメッセージを受けた第55期生8人と修了生2人のあわせて10人が、それぞれの道へ歩みを進める旅立ちの時を迎えた。
式では日本ペンテコステ教団・花園キリスト教会の為房晃夫牧師による聖書朗読に続いて、日本オープンバイブル教団・神戸栄光キリスト教会の菅原亘牧師が祈祷を捧げ、榮学院長が卒業生1人ひとりに卒業証書を授与した。
3年間の学びを導き、成長を見守り続けてくれた学院長から証書を受け取った卒業生たちは、自分たちが召命を受けた聖書の言葉の告白とともに、卒業後の決意を表明。卒業生たちの力強い言葉に、参列者から惜しみない拍手が送られた。
祝辞の後、同学院の講師など関係牧師ら5人が熱いメッセージを伝え、卒業生にとって学院最後となるメッセージを榮学院長が伝えた。
榮学院長はヨシュア記14章を引用し、カレブのチャレンジに満ちた生涯に倣い、世界宣教と日本のリバイバルに向け、聖霊に満たされて取り組もうと語った。
卒業生たちは、開拓伝道や教会の伝道師、教会での奉仕など、それぞれ主に召された働きの場に遣わされることが決まっている。
生駒聖書学院の新年度は4月7日からスタート。20人の新入生が予定されている。