【CJC=東京】ローマを3月5日から7日まで訪問した正教会の最高指導者エキュメニカル総主教バルソロメオス1世が6日、バチカン宮殿で教皇ベネディクト十六世と会談した。
総主教と使節団の訪問は、創立90周年を記念する教皇庁立東方研究所の招きに応えたもの。
教皇は総主教と個人会談の後、バチカン宮殿のウルバーノ八世礼拝堂で共に祈りを捧げた。
教皇は、2006年11月、エキュメニカル総主教庁の保護者・聖アンデレの祝日を機会にイスタンブール訪問、昨年10月には、ナポリで開かれた諸宗教代表者による平和祈願の集いに次いで両者の出会いは3回目。