【CJC=東京】パレスチナ自治区ガザ地区で混乱状態が続いている。世界的な聖戦を画策する国際テロ組織アルカイダがそうした現状に乗じ、「イスラエル・パレスチナ間の衝突」を新たな活動領域にしようとしている、とイスラエル側の研究機関は見る。
その典型が、2月15日に起きた武装グループによるYMCA襲撃・爆破事件だという。
テルアビブ近郊ヘルツェリアの『反テロリズム・イスラエル国際政策研究所』でイスラム運動を研究するルーベン・パズ氏は事件について、国際テロ組織『サラフィスト』による典型的な犯行、とAFP通信に語った。