【CJC=東京】キューバ・カトリック司教会議は2月25日、国家評議会議長を退任したフィデル・カストロ氏の後任に24日就任した実弟ラウル・カストロ氏への「信任」を表明、「キューバ市民の福祉」のための変革を求めた。「この時、私たちの主と『慈善の聖母マリア』に、キューバ市民の願いと関心を満たすために、進歩的な道へ進むために光を照らしてくれるよう祈る」と司教会議は声明で述べた。
司教会議は、最近、キューバの平和が乱されないように様々な時に祈ったことを振り返り、「今日、国の最高権威が、私たちの同胞に影響を及ぼす、あらゆる種類の最緊急課題について討論するために労働者、学生、さらに広く市民を招いていることを、神に感謝したい」と明らかにした。