英国の市場調査団体「オピニアム・リサーチ」が子どもを持つ英国人を対象に、子どもたちが「お手本」とすべき人物は誰かを調べた調査で、イエス・キリストが3位であったことがわかった。
1位は家族の人で、2位には英国の実業家でヴァージン・グループ創設者のリチャード・ブランソン氏が選ばれた。また、学校の先生が4位、ノーベル平和賞受賞者であるネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領が5位につけた。意外にも、デビット・ベッカム氏ら著名なスポーツ選手は上位10位にはランクインしなかった。
6位にはダイアナ元英皇太子妃、7位には料理番組シリーズ「裸のシェフ」などで人気の英国人料理人ジェイミー・オリヴァー氏、8位にはウィンストン・チャーチル元英首相、9位には米国の公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング牧師、10位にはマイクロソフト社の創設者ビル・ゲイツ氏が上げられた。
「ブランソンやジェイミー・オリヴァーのような敏腕家は例外としても、我々にはサッカー選手や有名人への執着があるものだが、彼らはお手本としては候補に選ばれなかったようだ」と同団体のマーク・ハドソン代表は語った。
キリストは年配の人々からの支持が高く、55歳以上の人からの支持は18〜34歳からの約2倍であった。