ルクセンブルクの安楽死法案は、患者本人の意思表明を条件とするなど、適用を厳しく制限しているが、安楽死に反対のキリスト教社会党を母体とするジャン=クロード・ユンケル政権には打撃となった。
ルクセンブルク議会で安楽死法案可決 今夏にも成立の見通し
p> 【CJC=東京】ルクセンブルク議会は2月19日、緑の党のジャン・フス議員、社会党のリディ・エア議員提出の安楽死法案を賛成30票、反対26票、棄権3票で可決した。今後、第2読会でも可決されれば、今夏にも成立する。安楽死を認める国としては、欧州連合(EU)ではオランダ、ベルギーに次ぎ3番目となる。