【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC=本部ジュネーブ)のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事は、パキスタン東部ラホールのガルシャン・イ・イクバル公園で3月27日発生した自爆テロを、衝撃的、残忍なこととして強く非難、市民が熱狂者からの攻撃を避けるための方策を講じるよう同国政府に要請した。
テロ攻撃の被害者は子どもと女性が主で、キリスト教共同体のメンバーだけでなく、イスラム教徒も含まれている。
「今回の攻撃が特に衝撃的なのは、公園という自由な場所で楽しんでいた子どもたちを無差別に狙うという明白な意図を持っていたこと、また攻撃のタイミングが、パキスタンの少数派キリスト教共同体が最も神聖な日の一つとしている時に合わせたことだ」と同総幹事は指摘している。