先月2日、東京都品川区の都道を高級車「レクサス」が時速約110キロで暴走し、新聞配達員のベトナム人少年(19)が重傷を負ったひき逃げ事件で、警視庁品川署は6日、無職・毛塚剛毅(ごうき)容疑者(22)を逮捕した。TBSなどが伝えた。
TBSや産経新聞などによると、毛塚容疑者は先月2日朝、品川区南品川の都道をレクサスで、制限時速40キロのところを時速約110キロで走行し、ガードパイプに衝突。ガードパイプが外れ、近くで停止していた原付バイクのベトナム人少年に衝突し、少年は右太ももなどに重傷を負った。毛塚容疑者は事故後、大破したレクサスを現場に残して逃走していた。
同紙によると、レクサスの所有者は会社名義で、現場に残された物などから毛塚容疑者を特定。毛塚容疑者はレクサスを知人から借りたと話し、容疑を認めているという。
一方、テレビ朝日によると、毛塚容疑者は事故前、飲食店で酒を飲んでいたとみられており、飲酒運転の可能性もあるという。