インドネシア西部のスマトラ島沖で日本時間2日午後9時49分ごろ、マグニチュード(M)推定7・9の地震があった。
気象庁によると、一般的にこの規模の地震が海域の浅い領域で発生すると津波が発生することがあるというが、この地震による日本への津波の心配はないという。
震源地はスマトラ島南西の南緯4・9度、東経94・2度の場所で、震源の深さは約10キロ。
ロイター通信によると、周辺地域には津波警報が発令されており、これまでのところ被害の報告は出ていないが、震源が浅いことから、被害が広がる可能性もあるという。
スマトラ島沖では、04年にM9・1の巨大地震が発生しており、約23万人が死亡。その後も、05年にM8・6、07年に8・5の地震が発生している。