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「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会

2024年10月26日08時02分
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関連タグ:ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会
「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
開会演奏として、教会員で作曲家の故岡本道夫氏が作曲した「詩編100編―賛歌、感謝のために―」を届ける淀橋教会のインマヌエル聖歌隊とアンサンブル・アガペ=25日、同教会(東京都新宿区)で

ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)は25日、創立120周年を記念する感謝会を開催した。日本のホーリネス派諸教会の源流的教会であり、超教派のさまざまな集会が開かれてきた教会であることから、多くの来賓が訪れるとともに、国内外から祝辞が寄せられた。

感謝会は、淀橋教会のインマヌエル聖歌隊とアンサンブル・アガペによる開会演奏でスタート。1998年に現在の会堂が献堂された際、教会員で作曲家の故岡本道夫氏が作曲した「詩編100編―賛歌、感謝のために―」を歌った。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
開会のあいさつを述べる淀橋教会の峯野龍弘主管牧師

峯野龍弘主管牧師は開会のあいさつで、これまで淀橋教会を支えてくれた諸教会への感謝と、過去を振り返るだけでなく、未来に向かう新たな出発点にしたいとの思いから感謝会を企画したと説明。「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ること」(フィリピ3:13~14)と語った使徒パウロの言葉を引用し、「この言葉こそ、120周年を迎えた私たちの心」と語った。

続いて、120年の歴史を映像で振り返った。淀橋教会は、中田重治と米国から来日したチャールズ・カウマン宣教師夫妻らが1901年に東京の神田神保町に設立した中央福音伝道館に端を発する。館内に設けられた聖書学校は、多くの献身者が与えられてすぐに手狭になり、1904年に聖書学院と改称して豊多摩郡淀橋町(現北新宿)に移転。聖書学院には教会も併設され、学院長の笹尾鉄三郎が初代牧師に就任し、これが淀橋教会の原点となった。映像は、こうした創立の経緯から現在の姿までを約20分にわたって紹介した。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
約20分の映像を通して淀橋教会の120年の歴史を振り返る参加者ら

映像の後には、淀橋教会の創立120周年記念歴史編纂(へんさん)委員長で役員会顧問の福應(ふくおう)健氏が、感謝の辞を述べた。福應氏は、確かな記録が残っている1918年以降、戦時下の宗教弾圧があった約4年を除く102年にわたり、主日礼拝の平均出席者数は220人に上り、この間に約3千人の受洗者が与えられたことを紹介。「これらはいずれも、ひとえに主の憐(あわ)れみと恵みの御業に他ならず、感謝に堪えません」と話した。また、この豊かな恵みの御業を頂くことが許されたのは、歴代牧師の愛と祈りと労苦、教会を支え続けた先輩信徒らの献身に加え、諸教会から注がれた温かい心と支援があったからだと述べ、会場の参加者に重ねて謝意を示した。

その後、元東京交響楽団首席チェロ奏者のベアンテ・ボーマン氏らが、「聖なる都」を特別演奏。続けて来賓祝辞として、韓国からオンヌリ教会のイ・ジェフン主任牧師と光林教会のキム・ジョンソク主任牧師が、米国からスティーブン・オルフォード説教研修センターのデビッド・オルフォード総裁とアラバマ州教会協力会のロジャー・ウィルモア主幹が、また日本ケズィック・コンベンション中央委員会の鎌野善三委員長が、それぞれ映像で祝辞を寄せた。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
映像で祝辞を寄せた来賓ら。上は左から、オンヌリ教会のイ・ジェフン主任牧師、光林教会のキム・ジョンソク主任牧師。下は左から、スティーブン・オルフォード説教研修センターのデビッド・オルフォード総裁、アラバマ州教会協力会のロジャー・ウィルモア主幹、日本ケズィック・コンベンション中央委員会の鎌野善三委員長

お茶の水クリスチャン・センターの村上宣道理事長、イムマヌエル綜合伝道団の竿代照夫元代表、大和カルバリーチャペルの大川従道主任牧師はそれぞれ壇上で祝辞を述べ、山崎製パンの飯島延浩社長は妻の紀子さんが祝辞を代読した。

このうち村上氏は、淀橋教会は日本のキリスト教界を代表する存在だとし、その120周年を共に祝う意義として、東京の中心部にある大型教会であること、ホーリネス信仰の象徴的教会であること、日本宣教に広く仕える教会であることの3つを挙げた。また、約束の地を前に120歳で生涯を閉じたモーセの人生に触れ、120年は「新天地である約束の地に向かっていく一つの区切り」だと指摘。「これがゴールなのではなく、さらなる祝福を目指すスタートラインであることを願ってやみません」と述べ、今後への期待を示した。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
祝辞を述べる来賓ら。左から、お茶の水クリスチャン・センターの村上宣道理事長、イムマヌエル綜合伝道団の竿代照夫元代表、大和カルバリーチャペルの大川従道主任牧師、山崎製パンの飯島延浩社長の祝辞を代読する妻の紀子さん

幾人かの来賓が紹介された後、日本聖書協会の渡部信前総主事が神の祝福を願い祈祷。その後、会食の時が持たれた。

会食時にも来賓祝辞があり、ワールド・ビジョン・ジャパンの片山信彦理事長、ウェスレアン・ホーリネス教団の岡田順一委員長、パフォーマンス教育協会の佐藤綾子理事長、白い家フェローシップチャーチの伊藤嘉子(よしこ)主任牧師が、それぞれ淀橋教会との個人的な思い出を織り交ぜつつ、祝辞を述べた。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
祝辞を述べる来賓ら。左から、ワールド・ビジョン・ジャパンの片山信彦理事長、ウェスレアン・ホーリネス教団の岡田順一委員長、パフォーマンス教育協会の佐藤綾子理事長、白い家フェローシップチャーチの伊藤嘉子主任牧師

会食後、参加者全員で新聖歌233番「驚くばかりの恵みなりき」を賛美。最後には、淀橋教会の中村和司副主管牧師があいさつを述べ、閉会の祈りをささげた。

中村氏は、至らない姿は多くあるものの、「与えられた神の恵みは無駄にならず」(1コリント15:10)の言葉に励まされながら、今後も全身全霊をかけて主にささげていきたいと話した。その上でこの感謝会は、新しい世代になっても変わることなく、諸教会と共に福音に仕えていくという淀橋教会の決意表明でもあると話した。

「未来に向かう新たな出発点に」 淀橋教会、創立120周年記念し感謝会
閉会のあいさつをする淀橋教会の中村和司副主管牧師

淀橋教会は25日から27日までの3日間、創立120周年を記念した各種集会を行う。25日は感謝会のほか、夜には岩淵まことさんら多数のクリスチャン歌手を出演者とするチャリティーコンサート「Stand Together for Relief」を開いた。

26日と27日は、米国際祈祷学院のドナルド・ヤング総裁を講師とした計3回にわたるセミナーを開く。また、27日の主日礼拝は創立記念特別礼拝として、日本ケズィック・コンベンションの主講師として何度も来日してメッセージを伝えてきたデビッド・オルフォード氏を説教者として招き、ベアンテ・ボーマン氏が特別演奏をする。詳しくは、淀橋教会のホームページを。

関連タグ:ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会
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