茨城県立海洋高校(同県ひたちなか市)で今月23日、男性教諭(41)が生徒の腕などをバールで殴る体罰をしていたという。教諭は現在、担任を外れており、教育委員会が処分を検討している。TBSが29日、伝えた。
TBSによると、体罰をしたのは茨城県立海洋高校の2年生のクラスの教諭で、教諭が生徒の服装について注意したところ、生徒が笑ったため腹を立て、バールで生徒の腕などを殴ったという。また、手で腹も殴り、体罰と直接的な関係があったかは不明だが、生徒はその後、腹痛を訴えるなどしたという。
茨城県立海洋高校は、茨城県では唯一の水産・海洋系高校で、県内だけでなく県外からも志願者を受け入れている。ホームページによると、2015年9月現在、海洋技術、海洋食品、海洋工学、海洋産業、遠洋漁業、機関の6つの学科が設けられている。