兵庫県加西市立北条中学校の男性教諭(26)が授業中、1年の男子生徒(13)の髪にライターの火を近づけ、焦がしていたことが明らかになった。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、この教諭は1月20日午後2時半頃、国語の授業中に生徒の姿勢が悪いと指導。その際、ライターの火を生徒の髪に近づけ、左側頭部の毛先を焦がしたという。生徒にけがなどはなかった。
教諭はその後、生徒に「冗談のつもりだったが不適切だった」と謝罪。その日の夜には生徒宅を訪れ、保護者にも謝罪したという。
北条中学校の校長は、当事者の生徒が納得し、通常どおり登校していたとして、加西市教育委員会には報告していなかった。一方、毎日新聞によると、加西市教育委員会は報告がなかったことについて、北条中学校に詳しく事情を聴いているという。
北条中学校のホームページによると、昨年4月現在、同校には男子235人、女子200人の計435人の生徒が在籍している。