北海道砂川市の「砂川オアシスパーク」で21日朝、ワカサギ釣りをしていた男子小学生2人がテント内で意識不明の状態になり、病院へ運ばれた。2人は既に意識を回復し、治療を受けている。警察は、テント内で使用していたガスストーブの不完全燃焼による一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて調べている。北海道新聞などが伝えた。
同紙によると、21日午前8時過ぎ、小学生2人が倒れていると119番通報があった。テントの中では、ホワイトガソリンを使用したガスストーブを使っていたという。一方、共同通信によると、テント内には保護者の男性もいたが、体調不良は訴えていないという。
同通信によると、2人は岩沢市内の小学生で、凍った池の氷上に立てたテントで午前7時ごろからワカサギ釣りをしていたという。
砂川観光協会のホームページによると、砂川オアシスパークは、国の治水事業と併せ、地域の振興を図り整備が進められた遊水池。180ヘクタールの敷地に100ヘクタールの水面を有し、パークゴルフやサッカー場、多目的広場、オートスポーツランドなどのスポーツ・レクリェーション施設が整備されている。