JR常磐線・石岡駅(茨城県石岡市)の構内で18日午前、不発弾が見つかり、最終的に陸上自衛隊が計6個の不発弾を回収した。常磐線は同日午後3時28分ごろに運転を再開した。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、改修工事をしていた作業員が午前11時ごろ、土の中から不発弾を発見。陸上自衛隊の不発弾処理隊が対応し、爆発の危険性がないことが確認されたため回収した。いずれも長さ約50センチ、直径約10センチの大きさで、旧日本軍の砲弾とみられている。
常磐線ではこの影響により、土浦駅(同県土浦市)〜友部駅(同県笠間市)間の上下線で運転が見合わせられるなどしていた。運転は既に再開されているが、JR東日本によると、午後4時46分現在も、上野駅(東京都台東区)~勝田駅(同県ひたちなか市)間の上下線の一部列車に遅れと運休が出ている。